王国の復活 序章 -山口組三國志の消滅-
Gmook-159
王国の復活 序章
-山口組三國志の消滅-
『王国の崩壊』『王国の漂流』 前2作では山口組100年の変遷、そして心ならずも3代目山口組田岡一雄が築き上げた大山口組、 ヤクザ社会の王国を分裂させることでしか田岡の精神を取り戻すことが出来ないと、 敢えて反逆者との汚名を被る事を承知の上で、山口組を割る事になってしまった、 神戸山口組 そして、3年を経過した今日でも復活を果たせずにいる6代目山口組、両者の苦悩の闘いについて追いかけてみた。 その過程で、4代目山健組の中で、一部の不心得者の反逆行為に因って任侠山口組なる意味不明な団体が出現することになってしまった。 はたして、山口組は、3年に及ぶ、その苦悩の道程で、七代目山口組として復活を果たすことは可能なのだろうか。
第1章 意味のない抗争事件
秋良連合会傘下の綾誠会事務所への車特攻事件
福富の逮捕は避けられなかったのか?
正木組本部事務所への銃撃
第2章 国家権力の狙い
山口組の壊滅を狙う国家権力
山口組の歴史は隠忍自重
第3章 他独立団体への影響
山口組分裂以降の不思議な状況
6代目会津小鉄会跡目略奪事件
淡海一家への波紋
第4章 宿命に消えた組織
菅谷組(3代目山口組絶縁) の全貌
中野会(5代目山口組を絶縁) の全貌
竹中組(5代目山口組離脱) の全貌
第5章 任侠団体山口組(現・任侠山口組) の出現
後を絶たない茶番劇
山川一家と健国会のトラブル
任侠団体 山口組の結成
虚言に翻弄されたジャーナリスト
神戸山口組最高幹部の主張
任侠団体山口組直参の主張
第6章 織田の瓦解
6代目山口組側の思惑
任侠山口組若頭の自殺
任侠山口組「御通知」の波紋
第7章 山健組5代目誕生
山健組中田5代目の人物像
2代目兼一会植野絶縁処分事件
山健組5代目の指針
第8章 山口組復活への序章
三國志の崩壊
6代目山口組の通達
王国の復活は山口組に課せられた使命
ISBN:978-4-86297-833-2
A5判 本体価格:¥1,200+税
2018年11月27日発売